紅蓮中国語学院

中国語の勉強法や会話法に関して書いていきます。

中国語のピンインとは?【勉強歴16年の僕がすべて解説します】

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中国語初心者

「中国語を勉強しだしたんだけど、

ピンインって何。

どんな目的で作られたのかな。教えてほしいな。」

 

こんなお悩みにお答えします。

 

この記事でわかること。

  • ピンインとは
  • ピンイン学習とともに耳を鍛えておくのがいい話

 

大家好、我是红莲。

こんにちわ、紅蓮です。

 

中国語学習し始めで、ピンインって難しいなあなんて思っていませんか?

 

今回は、「ピンインとは何ぞや」というテーマでお話していきます。

 

この記事を読むと、ピンインとは何かだけではなくて、ピンインの特徴や習得方法までばっちりわかっちゃいます。

 

この記事を書く僕は、中国語勉強歴は16年目。

 

過去にはホームセンターで中国人に商品を売った経験があったり、中国人の女性との結婚経験があり、今でも学習会を開催したりしていますね。

 

そんな僕が、ピンインに関してのすべてを本文中でお話します。

ぜひ、最後までお読みくださいね。

 

では行ってみましょう。

走吧。

 

 

ピンインとは

では、ピンインについてお話していきましょう。


ピンインというのは、中国語の発音をアルファベットと、高低記号で記されたもののことですね。


日本語でいうところの、「ひらがな」とか「カタカナ」で書かれた「ふりがな」のことと思ってもらえるとわかりやすいかなって思いますね。

 

ピンインを使う目的

ではここで、ピンインを使う目的についてお話していきましょう。

 

ピンインを学ぶ目的は、以下の通り。

 

  • 目的①相手に意味が分かるため
  • 目的②自分が言いたいことが言えるため

 

では、詳しく見ていきましょう。

 

目的①相手に意味が分かるため

目的の1つ目は、相手に意味が分かるためですね。

 

というのも、言葉は相手に伝わって初めて言葉だからです。にもかかわらずわからなかったら意味がないですよね。

 

意味が伝わらないのは、宇宙人と話しているようなものです。ですから、相手に意味を伝えるためですね。

 

目的②自分が言いたいことが言えるため

目的の2つ目は、自分が言いたいことを言えるためですね。

 

これは言葉を勉強するときには必要なことですが、相手の言いたいことを自分が知りたいからですよね。

 

相手の言いたいことをわからないと相手と分かり合えることっていうのはありません。だからピンインを学ぶ必要があるんですね。

 

ピンインの特徴4選

ピンインの特徴についてですね。

 

特徴については、以下の通り。

 

  • 特徴①ピンインは約400通りある(音節表)
  • 特徴②基本ひとつの漢字の読み方はひとつのみ
  • 特徴③ほとんどがローマ字読みできる
  • 特徴④日本人が苦手な読み方もある

 

では詳しく見ていきましょう。

 

特徴①ピンインは、約400通りある(音節表)

特徴の1つ目は、ピンインは約400通りあることですね。

 

ピンインには母音が36個、子音が21個あって、このすべての組み合わせがなされると、約400通りの音になりますね。

 

「え?そんなに覚えないといけないの?」

なんて思われるかもしれませんが、ご安心くださいね。

 

すべて丸暗記する必要ってないんです。

 

母音と子音の組み合わせでできているので、キホンの音を覚えれば組み合わせでできちゃうからですね。

 

母音は、以下の感じ。

 

【母音】

a、o、e、er、ai、ei、ao、ou、an、en、ang、eng、ong、i、ia、ie、iao、iou(-iu)、ian、in、iang、ing、iong、u、ua、uo、uai、uei(-ui)、uan、uen(-un)、uang、ueng、ü、üe、üan、ün

 

 

次に子音ですね。

 

【子音】

b、p、m、f、d、t、n、l、g、k、h、j、q、x、zh、ch、sh、r、z、c、s

 

例えば、b+a=baみたいな感じですね。

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詳しく見たい場合には、中国語ピンイン表 を作ったのでそちらを見ていただければ、勉強できます。

 

特徴②1つの漢字の読み方は1つだけしかない

特徴の2つ目は、1つの漢字には読み方は1つしかないことですね。

これは、面白いところですよね。日本語の漢字は、音読みと訓読みがあって、シチュエーションによってもよみ方が変わったりしますね。

 

例えば、お母さんというときには、母は「かあ」と読みますし、単体では「はは」とも読みますね。

 

しかし中国語は、とても単純で1つの漢字に対して読み方はひとつしかありません。

 

超簡単ですね。

 

特徴③ほとんどがローマ字読みできる

特徴の3つ目は、ほとんどがローマ字読みができることですね。

 

先ほどお話した、400あるピンインのうち、約8割はローマ字読みで読めちゃうんですよね。

 

残りの2割は、ローマ字読みでは読めない読み方があるんですよね。

 

例えば、以下のようなものがあります。

 

  • 天:空を表す天は、表記上は「Tian」とかいてありますが、「ティアン」ではなく「ティエン」と読みます。
  • 梦:夢を表す梦は「meng」と書いてありますが、メンではなく、メアンーみたいな感じ読みます。

 

こういった感じにちょっと違うものもありますが、大体はローマ字表記で読めちゃいますね。

 

特徴④日本人が苦手な読み方もある

特徴の4つ目は、日本人が苦手な読み方もあることですね。というのも日本語にはない音だからなんです。

 

例えば、上海ですが「shanghai」とかくんです。

この時のshangですが、日本語ではシャンとなります。でも中国語では全然違って「シャンー」といったように鼻に抜けるように発音したりします。

 

また日本を表す、「日本」は「リーペン」といいますがこの音はRの発音で言っているときには舌先がどこにもつかないものになりますね。

 

そのために日本人には、難しい発音がありますね。

 

ピンインの調べ方

ピンインの調べ方についてですね。

 

ピンインの調べ方には2種類あって、以下の通り。

 

  • 調べ方①辞書でしらべる
  • 調べ方②スマホで調べる

 

詳しく見ていきましょう。

 

調べ方①辞書でしらべる

1つ目の調べ方は、辞書で調べることですね。

これは最も簡単で間違いない調べ方ですね。

 

というのも辞書によっては、音声で教えてくれたり、書く練習にもなるので耳と手とで覚えられるからですね。

 

そして音声を教えてくれたらそれを同じように言ってみると、口でも覚えられますよね。

 

調べ方②スマホで調べる

調べ方の2つ目は、スマホで調べる方法ですね。

スマホで調べる方法のいいところは、発音が鍛えられるところですね。

 

というのも音声入力ができるから。

 

調べるときにはきっちりと発音をしないと音声で読み取ってはくれません。

 

なので発音が鍛えられるということですね。

 

また、もちろん音声でも教えてくれますし、ピンインも教えてくれるのでいいですね。

 

ピンイン学習とともに耳を鍛えておくのがいい話

ピンイン学習の際には耳も一緒に鍛えておくのがいいと思いますね。

 

では、ピンイン学習とともに耳を鍛えておく理由をお話しましょう。

 

ピンイン学習とともに耳を鍛えておく必要がある理由

ピンイン学習とともに耳を鍛えておく必要がある理由は、以下の通り。

 

  • 理由①ピンインがなくても意味が分かるから
  • 理由②話し言葉にはピンインがない
  • 理由③言葉の発達は耳が中心

 

では詳しく見ていきましょう。

 

理由①ピンインがなくても意味が分かるから

耳を鍛えておく理由の1つ目は、ピンインがなくても意味が分かるからなんですね。

耳を鍛えておけば、前にピンインがなくても音の違いで意味が分かるようになります。

 

その方法は中国人がやっていることと同じことができるようになるんです。

だから、耳を鍛えておくのがいいですね。

 

理由②話し言葉にはピンインがない

耳を鍛えておく理由の2つ目は、話し言葉にピンインがないから。

これは悲しいことなんですが、話し言葉にはピンインがありません。

 

そのために音だけで相手の言っていることを理解しなくてはいけないんです。

耳を鍛えておくとちょっとした意味の違いが分かるようになります。

ですから、耳を鍛えておく必要があるのです。

理由③言葉の発達は耳が中心

耳を鍛えておく理由の3つ目は、言葉の発達は耳が中心だからですね。

 

例えば英語を話せるようにならないのは、英語を聞いて同じように言わないからなんです。

 

人間の脳というのは聞いて、話すことによって聞き分けることができるようになるんです。

 

しかし英語の時には書くことばっかりで話す授業って少なかったですよね。

そのために脳が発達しなくなるんですよね。

 

だから耳の発達のためにも、耳を鍛えておく必要があるんですよね。

 

ピンイン学習のポイントは音声学習とオウム返しが吉

ピンイン学習のポイントは、音声学習とオウム返しが吉です。

というのも、音声学習とオウム返しを音声を吹き込んでいる中国人の人と同じ体験ができるからなんです。

 

何回も同じことをすると、次第に耳も発達してきて中国語脳になります。

 

そうすると、ピンイン学習もしっかりでき中国語も話せる脳になるのでかなりおいしいですよね。

 

なので音声学習とオウム返しがいいんです。

 

まとめ|ピンイン学習は中国語の基礎の基礎。

お疲れさまでした。

ここまでピンインとは何かを、意味から勉強の仕方までお話してきました。

 

まとめると、以下の通りです。

 

まとめ
  • ピンインとは中国の発音をアルファベットと工程記号で記したもので、日本語のフリガナみたいなもの。
  • ピンインを使う目的には、以下の二つがある。
    • 目的①相手に意味が分かるため
    • 目的②自分が言いたいことが言えるため
  • ピンインの特徴には4つあり、以下の通り。
    • ①ピンインは約400通りある(音節表)
    • ②基本ひとつの漢字の読み方はひとつのみ
    • ③ほとんどがローマ字読みできる
    • ④日本人が苦手な読み方もある
  • ピンインの調べ方には大きく分けて2つで、以下の通り。
    • ①辞書をつかう
    • ②スマホを使う
  • ピンイン学習とともに耳を鍛えておくのがいい理由は、以下の通り。
    • ①ピンインがなくても意味が分かるから
    • ②話し言葉にはピンインがない
    • ③言葉の発達は耳が中心
  • ピンイン学習のポイントは音声学習と音読が吉

 

ピンインは中国語の基礎の基礎なので音声学習と音読でしっかりと勉強しておきましょう。

 

では今回はこの辺で。

また次回に。